尿路結石

尿路結石について

尿路結石は、腎臓・尿管・膀胱・尿道など、尿の通り道に石ができる病気です。
腎臓の石は無症状のこともありますが、尿管に詰まると激しい痛みや血尿を起こします。

症状

  • 脇腹から背中、下腹部にかけての強い痛み
  • 血尿
  • 吐き気・嘔吐(痛みが強い場合)
  • 発熱(感染を伴う場合)

検査

  • 問診
  • レントゲン検査
    (結石の有無や位置を確認します)
  • 超音波検査
    (腎臓に尿がたまっていないかを確認します)
  • 血液検査
    (感染や腎機能の状態を確認します)

などで診断します。

治療

小さな石は自然に出てくることが多く、痛み止めなどを使いながら経過を見ます。
一方で、大きな石や自然に出てこない場合は、衝撃波治療や内視鏡による手術が必要となることがあります。
その際は必要に応じて基幹病院をご紹介いたします。

再発予防

尿路結石は再発しやすく、5年以内に約半数の方が再発すると言われています。
水分をしっかり摂ることや、食生活の見直しが予防につながります

検診で結石を指摘された方、手術後の再発チェックを希望される方も、お気軽にご相談ください。